不動産は物件価格だけでは買えないってご存知ですか?

本文とは全く関係ない話(読み飛ばしてOKです)

この話は本文とは全く関係ない話なので、全然読み飛ばしてもらってOKです。

どうも、「朝出会う人に挨拶をする事がクセになっている」三浦不動産代表の三浦です。

当初はマンションの住人の方に挨拶をしていただけだったのですが、「犬の散歩の時やランニング時にすれ違った人には挨拶をしよう」とマイルールを決め、他人の迷惑を顧みず( *´艸`)行っていたのですが、最近では段々とエスカレートしていき、出社時にすれ違う人や会社の前を通る人にも挨拶をするようになりました。

そこで気づいた事が一つあります。それは「朝早く活動されている人は良い人ばかり」という事です。ほとんどの方がかなりの確率で挨拶を返して下さいますし、返して下さったほとんどの方は笑顔です。その笑顔のおかげで私も笑顔になり、その笑顔のおかげでその日一日良い気持ちで過ごせます。

もし良かったら試してみてください。まずは同じマンションや同じ町内の人にやる事をオススメします。

ここから本文です

前振り長くてすいません。ここからが本文になります。

最近、このコロナ過でも不動産の購入を希望される方が増えています。

不動産を購入したことがある人は、チラシやインターネットに掲載されている物件価格とは別に諸費用が掛かってくることはご存知だと思いますが、ご経験のない方や久しぶりに不動産を購入される方は、ご存知なかったり忘れてしまっていたりするので、すこしでも参考になればと思いこのブログを書かせて頂きました。

「自分も欲しい」と思っているけどなかなか踏み出せないあなたの為に、まずは不動産購入時にどういったお金がどれくらいかかるのか、わかりやすくご説明して参りますので、良かったら最後までお付き合いください。

サンプル物件の設定

まずは購入物件のサンプル設定です。

【購入物件】

物件価格:2500万円
借入額:2750万円(諸費用含)(諸費用を10%として試算)
広さ:70㎡
間取:3LDK
管理費等:月額2.5万円(目安)(管理費と修繕積立金の合計額)
固定資産税:年間12万円(目安)
借入期間:35年
金利:0.625%(変動金利)

上記の条件で購入した場合に、必要になる諸費用をシミュレーションしていきます。

基本的には必要になってくる順番で書いていきます。ただ実際の取引の中で順番が前後する場合もありますので、その点はご承知おき下さい。

売買契約書の印紙税

売買契約書の印紙税
売買契約書の印紙税

売買契約書には、印紙税として契約金額によって定められた金額の収入印紙を貼ります。

対象物件は「1千万円を超え5千万円以下のもの」なので、本則税率2万円、軽減税率1万円になります。

平成26年4月1日から令和4年3月31日までの間は軽減税率が採用されるので、10,000円になります。

仲介手数料

仲介手数料
仲介手数料

仲介手数料は、物件価格が400万円以上の場合は、売買価格×3%+6万円+消費税で計算する事が出来ます。

2500万円×3%+6万円+消費税10%=891,000円

※仲介手数料を支払うタイミングは仲介業者によって異なります。

①売買契約時に半金支払い、残金決済時に残りを支払う 

②残金決済時に全額を支払う

契約前に仲介会社へ確認しましょう。

住宅ローン保証料

住宅ローン保証料
住宅ローン保証料

住宅ローンの保証料は、お客様の審査内容によって前後します。

一般的には借入金額の約2~4%程度です。

今回は、上の保証料表の35年の金額を元に計算します。

20,610円(100万円あたりの金額)×27.5(2750万円÷100万円)=566,775円

※保証料は金利に上乗せするタイプもあります。(例:0.625%+0.2%=0.825%)

金銭消費貸借契約書の印紙税

金銭消費貸借契約書の印紙税
金銭消費貸借契約書の印紙税

住宅ローンの借入時に交わす金銭消費貸借契約書に貼る印紙税は 20,000円 かかります。これは売買契約書と違い、軽減税率はありません。

登記費用

登録免許税は物件の築年数や広さによって、採用される税率が異なります。その税率を固定資産税評価額にかける事によって計算します。

その税金に司法書士への報酬が加算される為、正確な金額は出せませんので、今回の物件の登記費用は 25~350,000円 とします。

火災保険

火災保険は、選択される特約や地震保険の有無で前後します。

以前は35年の長期で組む事が出来たのですが、今は最大で10年になります。

保険料は 5~10万円 程度です。

固定資産税・管理費等

固定資産税と管理費等は決済日によって日割り計算になりますが、今回は【設定】金額の全額にします。

固定資産税:120,000円

管理費等:25,000円

諸費用合計

これまでの諸費用を合計します。

売買契約書の印紙税        10,000円
仲介手数料             891,000円
住宅ローン保証料          566,775円
金銭消費貸借契約書の印紙税    20,000円
登記費用              350,000円
火災保険              100,000円
固定資産税             120,000円
管理費等             25,000円

合計                2,082,775円

最近はこの諸費用を含めて借りる事も出来る様になってきた為、頭金を貯めずに購入する事が出来る様になりました。

最後に

最後に「手付金」についてお話しします。この「手付金」というお金は、契約時に売主に支払うことになるのですが、50万~物件価格の10%程度になります。金額は売主及び売主側の仲介会社の規定によって異なります。

またこのお金は、最終的に物件価格に充当されて計算されますのでご安心ください。

ただ住宅ローンでフルローンを組む場合でも、この手付金は一度自分で立替えないとならない点にご注意下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。
このブログが、不動産購入で足踏みされている方のお役に立てれば幸いです。
ではまた!

不動産売却

この記事を書いた人

三浦 克友

代表の三浦克友(みうらよしとも)と申します。 1981年(昭和56年)生まれ、A型、川口市出身です。 プライベートでは妻と息子と娘と柴犬(黒)と賑やかに暮らしております。 最近の趣味は、エニタイムでの筋トレと球技全般で、ゴルフを始めました。 基本身体を動かすことが大好きです。 また自宅での役割が日用品の買い出しや洗濯なので、主婦目線にも自信があります。 不動産業界15年のキャリアから培った経験と知識とノウハウを活かし、川口市の在住の皆様と、これから川口市にいらっしゃる皆様のお役に立てる様に努力致します。 どうぞ宜しくお願い致します。