空室対策と聞いてまず思い浮かぶのが、大幅なリフォームやリノベーションです。でもその前に、お金を掛けずに出来る事がないか考えてみましょう。
共用部分の整理
1年以上入居者が決まらないような物件の共用部分は、大抵掃除を怠っている場合が多いです。まずは共用部分の掃除を始めましょう。
また掃き掃除やゴミ拾いだけではなく、放置されている自転車も印象が悪いので、張紙や手紙投函を行い入居者にアンケートを取り、使用している入居者にはシールを発行して、使用されていない物は業者に頼んで撤去してもらいましょう。最近は無料で撤去してくれる業者も増えています。
また駅までの距離がある物件は、大家さんが自転車を購入して貸し出したりすることも有効です。
室内にちょっとしたアレンジを加えましょう!
室内の入口に玄関マット(1,000円~)や観葉植物(100均のフェイクでも可)や芳香剤等を置いて、清潔感を演出しましょう。
ニトリ等で売っているラグマット(2,000円~)もリーズナブルな値段の割に、広い面積に変化を与えられるので有効です。
最近は照明器具を付けていない物件も多くなっていますが、LEDのリモコン式シーリングライト(3,000円~)は付けておきましょう。付けていない物件との差別化になります。
あと電気は必ず通電しておいてください。照明が点かないだけでマイナス印象になります。
受け入れる幅を広げてみましょう!
大家さんが敬遠しがちな入居希望者について書かせて頂きます。
【高齢者】
何歳からを高齢者と呼ぶかは決まっていませんが、今回は65歳を定義とさせて頂きます。現在65歳の方は日本の人口の約3割です。10年後には4割になると言われています。高齢者の方を入居させた際の一番の不安要素は「孤独死」です。
そういった状況の中で、電気量の動きを利用した見守りシステムや、孤独死してしまった際の原状回復費用や家賃損失をする保険商品や保証会社が出てきています。
【外国人】
現在日本の外国人の数は260万人以上と言われていて、約50人に1人は外国人という計算になります。今後も少子化の影響を受けて確実に増えていくと言われています。
その為、そういった外国人が受け入れてもらえるように、最近は一般の保証会社でも外国人の事を保証するようになってきました。また外国人専用の保証会社では、契約時や入居後に言葉が通じなくて困った事があったら、電話を通して無料で通訳サポートを受ける事が出来ます。(契約立ち合いは有料)
【生活保護受給者】
高齢者と並んで大家さんが敬遠されるのが、生活保護受給者です。現在生活保護受給者の数は160万世帯210万人以上います。若い世代は減ってきていますが、高齢者の割合は増えてきています。
生活保護受給者の方の家賃は市区町村が負担してくれるので、滞納リスクは比較的低いです。また「孤独死」のリスクも、先にご説明した見守りシステムや保険商品で軽減できます。
以上を参考にして頂き、受け入れる幅を広げて頂くと成約率が上がると思います。もし良かったらご検討下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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