あれ!こんなところに鍵が?
管理をしているアパートに行った時に妙なものを見つけました。
それは入居者さんがいるはずの部屋のドアノブに鍵が挿してあったのです。さらにそのドアノブにはビニール袋が吊るされていて、その中には携帯電話が入っていました。
「何かおかしい」と思い、その入居者の携帯電話の番号を調べて掛けてみたところ、そのビニール袋の中の携帯電話が鳴ったのです。
妙な胸騒ぎがしたので、そのアパートの大家さんに報告をして、最悪中で人が倒れている可能性もあったので、警察を呼んでドアを開けました。
開けてビックリ!!!
見事なゴミ屋敷です。物が私の胸位まで積み上げられていて、その状態が奥まで続いていたのです。
警察の方がうまく登って部屋を進みながら声を掛けていきましたが返事はなく、人は見つかりませんでした。とりあえず室内に人が倒れていなかったのでホッとしました。
入居者はどこへ?
入居者の関係者に連絡を取らないといけないと思い、緊急連絡先に連絡をしたのですが、「最近は全く連絡を取っていないからどこにいるかわからない」との事。
また勤務先に連絡したところ「数日前から出勤しておらず、連絡がついていない。」との事。こちらから連絡する術が無くなってしまいました。
とりあえず安否確認をした警察官に失踪届を出し、もし見つかったら連絡をもらえることになりました。
すると早速次の日に、警察から「埼玉県の北部で行き倒れている」という連絡が入りました。
行き倒れって実際に身近の人がなったことなかったので、つい辞書で調べてしまいました。
行き倒れ:病気や飢え・寒さなどのために、路上で倒れること。また、倒れて死ぬこと。
実際に死ななくて本当に良かったです。
入居者はお金が無くなった為、夜逃げ同然に家を出て、親戚の家に住ませてもらおうとしたようなのですが、それも断られて行き場を無くして行き倒れていたところを保護されたそうです。
面倒見の良い勤務先の社長
結局勤務先の社長が説得をして会社に引き戻し、大家さんは部屋を片付ける事を条件に部屋に戻る事を了承しました。
ゴミの撤去は入居者では出来ないという事で、勤務先の社長がすべて手配をして、費用も立替えたそうです。
この社長本当に良い人です。実際入居者に給料を前貸ししていたり、他にも今後の生活費を貸していたりしたそうです。
ただゴミを片付けた後に床の腐食が判明して、そのままでは住めない事が発覚したので、入居者に修繕費用を負担してもらうという話になりました。
入居者も当初は分割払いをしてでも住み続けたいと言っていたのですが、たまたま会社の寮に空きが出たので、結局退去してそちらに引っ越すことになりました。
ただこのままでは貸すことが出来ない為すぐ修繕を行い、修繕費用の大半を入居者が分割で払うように念書を作成して、約束させました。
それぞれにあった管理
今までゴミ屋敷や夜逃げは経験してきましたが、ダブルで起こったのは初めてだったので良い経験をさせて頂きました。
こういった人を入居させない為には、入居審査の時に申込書には書かれないその人の人間性を見て判断する事が大切です。
大家さんによっては早く入ってくれれば人間性はそこまでこだわらないという方もいらっしゃいます。それも一つの判断です。ただ入居者で苦労したくないという大家さんもたくさんいます。
三浦不動産はそんな大家さんそれぞれの考えを大事にして、一人一人の大家さんにあった賃貸経営をご提案致します。
困った事があっても気軽に相談する相手がいない自主管理の大家さん、今頼んでいる管理会社に聞きづらい事がある大家さん、是非ご連絡下さい。
見た目は若造ですが、賃貸経営に関しては知識も経験も豊富です。
皆様のご連絡をお待ちしております。ではまた。
リフォーム・保険見直しのご相談お待ちしてます。
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