こんにちは、埼玉県川口市の三浦不動産です。今回は家賃債務保証(保証会社)についてご説明したいと思います。川口市の大家の皆様、保証会社は活用されていますか?
保証会社の利用方法と料金について
まずは保証会社の利用方法と料金をご説明します。
申込者に保証会社の申込書を記入してもらい、身分証明書の両面コピーを取ります。その2点を保証会社にFAXやメールで送ります。必ずではありませんが、保証会社から申込者本人と緊急連絡先に連絡がある可能性を伝えます。通常1~3日程度で審査結果が出ます。あとは通常の賃貸借契約と合わせて保証会社の契約書を交わします。
【審査の際に提出を求められる代表的なもの】
〇免許証
〇保険証
〇パスポート
〇住民基本台帳カード
〇マイナンバーカード
〇在留カード
【追加提出を求められる可能性がある代表的なもの】
〇収入証明(源泉徴収票、確定申告書、納税証明、課税証明、年金受給証明書)
〇採用通知または内定通知(就職または転職時に借りに来た場合)
〇通帳等のコピー(無職や収入が少ない場合)
【利用料金】
初回保証料:賃料+管理費(共益費)の合計の30~100%(50%の会社が一番多い)
継続保証料:1年毎に10,000円
賃料引落手数料:300~700+消費税
初回保証料は20,000円に消費税といったケースもあります。また継続保証料は月々賃料+管理費(共益費)の1~3%のケースもあります。
基本的な保証内容
現在、新規のお客様は保証会社加入必須が条件になっているケースが多いですが、まだまだ連帯保証人のみの契約も多いと思います。
例えば連帯保証人のみの契約で滞納が起こった場合
①借主本人への督促
②連帯保証人への督促(借主本人に連絡がつかない場合)
③内容証明の送付(いつまでも賃料が支払われない場合)
④契約の解除(内容証明を送っても一向に連絡が取れない場合)
⑤明け渡し請求訴訟
⑥強制執行
⑦物件の原状回復
といった事を大家さん自ら行わないといけません。ですが保証会社に加入していた場合、①~⑥を行う際、保証会社がフォローまたはほとんどやってくれます。訴訟費用や原状回復費用も保証されます。
保証会社利用のメリット・デメリット
先程の滞納対応以外のメリット・デメリットを書き出してみました。
【メリット】
〇保証会社を使うことによって成約率が上がる(申込者は借りられる可能性が上がる)
理由:保証会社はその会社によって審査の方法に違いがあり、申込者の信用情報を確認する会社や、申込者と直接話をして人柄を見たり様々。そのためA社の審査に落ちても、B社の審査に通過する可能性がある為、今までは収入的に不安だった申込者も保証会社をつけて成約率を上げる事が出来る。
〇様々なリスクに対応できる
理由:室内で入居者が亡くなった場合の孤独死保険が付いている商品や、入居者が行方不明になった場合にすぐ契約を解除することができる商品等がある。
【デメリット】
〇連帯保証人と比べると借主の初期費用が増える。
既存の入居者が加入できる保証商品もあります!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回最後にお伝えするのは「既存の入居者が加入できる保証商品」があるというお話です。この商品を利用するには、過去3か月の間に滞納がないことが条件です。
この商品の詳細が気になる方は一度「株式会社三浦不動産」にお問合せ下さい。ご連絡お待ちしております。宜しくお願いいたします。